2015年 06月 01日
国産材が「こだわり?」ではないと・・・ |
最近では、地元材を使った家づくりが流行っています。ところがその多くが荒廃した安い山の木を「こだわり」と称しているのが現状のようです。木の裏表を関係なく床材にしたり、集成材を木の家と自慢げに説明したり・・・
国宝修繕してきた先人の宮大工も、建物の耐震性、耐久性を考えて産地よりも適材を選んで施すことを優先してきたのです。
住まいにも、特に土台には目詰まり(年輪の細かさ)と「殺菌作用」が重要です。
中でもヒバ材は最上級。1000年の時間をかけて細かく重くなった年輪は堅く締まっています。
「ヒノキチオール」が殺菌効果を発揮し、シロアリや腐朽菌から家を守ります。
樹齢1000年のヒバは日本にはありません。
時間が経てば経つほど黄金色に輝く樹齢300年の赤松も日本で入手不可能です。
カナダ、ロシア、中国、日本。
材料も世界から適材適所に・・・
国宝の建築物も外材(輸入材)で補修されています。
シロアリに弱い木を強制的に薬品処理したり、張り合わせたり・・そして高気密・高断熱住宅。
床下に風を通さない、断熱材で基礎を塞いでしまう、歴史的根拠がない流行の工法で耐久性はどうでしょう?
身近な神社、お寺の床構造はどうなっているか?
歴史的価値のある、文化財の建物を見ると耐久性のヒントがありますね。
国宝修繕してきた先人の宮大工も、建物の耐震性、耐久性を考えて産地よりも適材を選んで施すことを優先してきたのです。
住まいにも、特に土台には目詰まり(年輪の細かさ)と「殺菌作用」が重要です。
中でもヒバ材は最上級。1000年の時間をかけて細かく重くなった年輪は堅く締まっています。
「ヒノキチオール」が殺菌効果を発揮し、シロアリや腐朽菌から家を守ります。
樹齢1000年のヒバは日本にはありません。
時間が経てば経つほど黄金色に輝く樹齢300年の赤松も日本で入手不可能です。
カナダ、ロシア、中国、日本。
材料も世界から適材適所に・・・
国宝の建築物も外材(輸入材)で補修されています。
シロアリに弱い木を強制的に薬品処理したり、張り合わせたり・・そして高気密・高断熱住宅。
床下に風を通さない、断熱材で基礎を塞いでしまう、歴史的根拠がない流行の工法で耐久性はどうでしょう?
身近な神社、お寺の床構造はどうなっているか?
歴史的価値のある、文化財の建物を見ると耐久性のヒントがありますね。
by mochikensenmu
| 2015-06-01 21:08
| しんじの独り言
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